最近「熱中症保険」なんてものがあると知って、ちょっと気になったんですよね。
毎年ニュースでも「○人が熱中症で搬送」と聞くし、これから夏本番。リスク対策は大事…ってのは分かります。
でも俺の結論はこうです👇
結論:熱中症保険は基本「不要」です
理由はシンプルで、発症確率のわりに、保険としての費用対効果が低いからです。
つまり、『確率低・損失大』(起こる可能性が低く、生活ができなくなるレベルの損害)ではない。
※『確率低・損失大』の考え方はリベシティから学びました。
理由:リスクと損失に保険料が見合わない
たしかに、熱中症になる人は毎年10万人規模でいます。高齢者が多く、屋内での発症も目立ちます。
でもそれって、高齢者や持病がある人、屋外で作業する人が中心なんですよね。
そして、実際の損失額も「社会全体」で見たものが多く、個人の医療費や生活への影響はそこまで大きくないことが多い。軽症で済む人も多いですし。
📊 年代別の熱中症発症状況(救急搬送ベース/日本)
① 高齢者(65歳以上)
- 熱中症による救急搬送者の60%以上は65歳以上の高齢者です。
- 消防庁のデータでも、高齢者が最も多く、次いで成人、少年・乳幼児の順。
- 65歳以上では気温上昇に伴い発症率が単調に増加し、特に自宅内での発生が多い。
② 成人(18〜64歳)
- 成人が占める割合は全体の30%程度とされます。
- 仕事中の屋外での発症が中心で、特に男性は労働強度も重なり、発症リスクが高め。
- 学校やスポーツ活動、農作業など多様なシーンで発症のピークが見られ、地域差や作業内容で影響あり。
③ 少年・乳幼児(0〜17歳)
- 少年・児童の搬送も一定数あり、特に学校での運動中に多い。
- 発症率では、7〜17歳が成人よりしきいが低く、WBGT(暑さ指数)が同程度でも搬送率が高め。
✅ 実際の発症率イメージ
年代 | 発症割合(搬送者) | 傾向・特徴 |
---|---|---|
65歳以上 | 約60% | 自宅内多く、気温上昇で急増 |
18〜64歳 | 約30% | 屋外作業・スポーツなどが主因 |
0〜17歳 | 約10%未満 | 学校・運動中の発症目立つ |
保険料の「安さ」に惑わされないで💰
月々200円の保険料は一見安く見えますが、年間にすると2,400円。
たしかに、熱中症による救急搬送は毎年10万人規模。特に高齢者に多く、屋内での発症が目立ちます。
でもよく見ると、それは高齢者や持病のある方、屋外で働く人が中心です。
健康な大人が、普通に生活していて発症する確率は、そこまで高くありません。
そして、ニュースなどで語られる損失額も「社会全体」での話が多くて、
個人レベルでの医療費や経済的損失は、軽症なら数千円程度で済むケースが大半です。
実際、月々200円を投資で稼ぐには、年利3%なら8万円、7%なら約3.4万円の資産が必要になります💸
体験談:保険より「貯金」が心の保険になってる
俺は保険に関してはかなり「厳選派」です。保険も最低限しか入ってません。
昔は「とりあえず入っとくか…」って流されて契約してたんですけど、リベシティで勉強をする中で、「保険は感情ではなく具体的にいくら足りなくなるのか」を意識するようになったんですよね。
で、熱中症保険を冷静に見てみたら、「これは自分には不要だな」と確信しました。
水分補給やエアコン管理で予防もできるし、軽症レベルの医療費なら貯金で対応できるレベルです。
結論と行動:熱中症は貯金・予防で対策しましょう
改めて結論です。
熱中症保険がまったくムダだとは言いませんが、多くの人にとっては必要性が薄い保険です。
万が一発症してしまったときは、貯金で対応できる範囲の支出がほとんど。
それよりも大切なのは、日頃から生活環境を整えて、熱中症そのものを予防することです❗️
よくある質問
Q. 高齢の親にはどうですか?
A. 確かに高齢者はリスクが高いですが、まずは暑さ対策(エアコン、こまめな水分補給)を優先しましょう。節約の為にエアコンを我慢したり、水を飲まなかったりしなければ問題心配ありません。
Q. 子どもや学校での活動が心配です…
A. 団体によっては「スポーツ保険」に入っている場合もあります。学校では「災害共済給付制度」に入っているかもしれないので確認してみましょう。
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